九条くるみ。

小鳥遊飛鳥。

早乙女龍真。

ドルフ・ハインツメッカー。

俺が入隊した当初は9名だった第504駆逐小隊も、今では約半数になってしまった。

格納庫にも、装着者のいなくなった機械甲冑が並ぶ。

そんな格納庫の片隅。

俺と舞姫は、それぞれの機械甲冑の保守点検を行う。

『轟天』と『雅』。

共に新しい甲冑に変わった為、早く馴染む意味も含めて、保守点検は念入りにする。

その最中。

「ねぇ…刹那君」

隣で『雅』の整備をしていた舞姫が声をかけてきた。