敷地内をしばらく歩くと。
「!」
一人の佐官らしき軍人か立っているのが見えた。
正帽の目庇表面には飾りが付されている。
恐らくは少佐だろう。
「本日付で第504駆逐小隊に配属される、刹那薫(せつなかおる)三等兵に九条くるみ三等兵だな?」
その佐官は、ニッと笑みを浮かべた。
「特獣自衛隊第504駆逐小隊小隊長を務めている、御手洗京介(みたらいきょうすけ)少佐だ。今日から君達二人の身柄を預かる事となる。よろしく頼む」
「…よろしく」
「よろしくお願いしまぁす」
俺と九条、二人二様の挨拶を交わすと、御手洗少佐は苦笑いを浮かべて見せた。
「!」
一人の佐官らしき軍人か立っているのが見えた。
正帽の目庇表面には飾りが付されている。
恐らくは少佐だろう。
「本日付で第504駆逐小隊に配属される、刹那薫(せつなかおる)三等兵に九条くるみ三等兵だな?」
その佐官は、ニッと笑みを浮かべた。
「特獣自衛隊第504駆逐小隊小隊長を務めている、御手洗京介(みたらいきょうすけ)少佐だ。今日から君達二人の身柄を預かる事となる。よろしく頼む」
「…よろしく」
「よろしくお願いしまぁす」
俺と九条、二人二様の挨拶を交わすと、御手洗少佐は苦笑いを浮かべて見せた。


