新型甲冑が配備された後も、自室でそんな事を考えていた、まさにその時。
「!?」
突然基地内に鳴り響く警報。
出撃か?
それにしては警報音がいつもとは違う様子だった。
俺がこの基地に配属されて以来、初めて耳にする警報音。
何故か不穏な空気を掻き立てるような音に思えたのは、俺だけではない筈だ。
慌てて自室を駆け出すと。
「刹那君!」
廊下で舞姫とばったり出くわした。
「舞姫、何だこの警報は」
「わからないわ、ただ…」
彼女の表情は緊張に満ちていた。
「これは警備警報…基地内第一級施設…司令室や機械甲冑格納庫などに侵入者があった時に使われるものよ」
「!?」
突然基地内に鳴り響く警報。
出撃か?
それにしては警報音がいつもとは違う様子だった。
俺がこの基地に配属されて以来、初めて耳にする警報音。
何故か不穏な空気を掻き立てるような音に思えたのは、俺だけではない筈だ。
慌てて自室を駆け出すと。
「刹那君!」
廊下で舞姫とばったり出くわした。
「舞姫、何だこの警報は」
「わからないわ、ただ…」
彼女の表情は緊張に満ちていた。
「これは警備警報…基地内第一級施設…司令室や機械甲冑格納庫などに侵入者があった時に使われるものよ」


