飛鳥伍長…いや、戦死して二階級特進の為曹長だが…その死も悼む暇もなく、俺達第504駆逐小隊は訓練と任務に勤しむ。

神獣との戦闘が繰り返される戦時下。

九条や飛鳥曹長だけでなく、各地で特獣自衛隊と神獣の戦いは繰り返され、各地で兵士は命を落とす。

死が軽んじられる日常。

尊い命が失われる中、それを振り返らなくなる異常な状況。

そしてそれを異常と思わなくなる生活。

神獣との戦争は次第に混迷を極め始めていた。

呉基地は然程追い詰められてはいないものの、日本各地に存在する特獣自衛隊の駐屯地では苦戦が相次ぎ、戦局は神獣側に傾きつつあったのだ。