「樹里おはよー。
そろそろ、おきて?」

ベッドに腰掛けて、
俺の肩を揺する真月を
思いっきりのばした腕に
抱きとる。

まだ、ドキドキする。


真月に、
やられっぱなし。

額にまったりする感覚は
彼女の唇だろう。