それからの一週間は、忙しく…
過ぎて行った。
でも私は学校にも行かないといけなかった…
「おはようございます」
久しぶりに学校へ行った。
『おはよう!!
クリスティーナ』
親友のエリザが声をかけてくれた。
「エリザ…
連絡してなくてごめんなさい。」
『いいのよ。
それより何かあったの?』
「驚かないでね…………
私、婚約したの」
『ウソ!(笑)』
「本当よ!(笑)」
『相手は?』
「今は国防軍の兵士。
ナチスで…
幼なじみのハンス・ブロイルっていうの」
『意外…
クリスティーナはナチスが嫌いじゃなかった?』
「嫌い、いや好きではないかしら」
『何故そんな方と?』
「彼に幼い頃から、憧れてた。
初恋の君に告白されて、婚約したの…
いざとなれば、彼の職業なんて関係ない」
『あなたらしいわね。
私は祝福するけど…
フェルディナンドが落ち込むだろうな』
フェルディナンドさんは、エリザのお兄さん。
「フェルディナンドさんが?」
『そうよ(笑)
フェルディナンドはクリスティーナが好きなんだから。
知らなかったでしょ?』
「うん。」
『フェルディナンドは、クリスティーナが好きだから雨の日に私を迎えに来て、クリスティーナを車でおくるのよ。』
「でも…
そんな素振り」
『フェルディナンドは見せてないわ。
クリスティーナにはね。
だけど、私には手に取るように分かるの。
アイツの気持ち。
私が男なら、あなたを好きになってたもの』
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