「僕の大切な甥ですから、渡しませんよ」 と言うとフリッツ大佐は 「わかってるよ」 と言って笑った。 僕とフリッツ大佐は、楽しく会話をした。 そして、三日後に僕が電話をかけると約束した。 電話を切ってすぐ、おばあ様の家に向かって歩いていると… イギリス軍の諜報員らしき男にとめられた。