他校の君。【完】



アイスを食べる、ただそれだけでドキドキする。

もうあたしダメかもしれない。

これでもかってぐらい意識してる。

これで、この後やっていけるのかなぁ…?

遊園地に来て、まだ三時間も経ってないのに。

真っ赤っかになりながら、アイスを食べ終わると、


「気分は?」


一臣君が聞いてくれる。

逆上せそう、とは答えられなくて小さく頷くと


「じゃあ、激しくないの行く?」


優しく笑ってくれて、あたしはまたコクリと頷いた。