他校の君。【完】




Side 一臣


「香澄?」


一臣君のばか!と香澄に怒られてしまった。

ちょっとからかい過ぎたかもしれない。

…けど、


(どうしようもないんだよな…)


こればっかりは。

優しくしたいとは思うんだけど、イジメたくなる。

なぜなら香澄の反応が可愛いくて可愛いくて仕方ないから。


「香澄?」


もう一度名前を呼ぶと、プイッとそっぽを向かれた。


(あー、これもヤバい)


怒って拗ねる香澄も可愛い。

香澄にそっぽを向かれているにも関わらず口元が緩みそうになる。

けど、ここは何とか我慢して香澄のご機嫌伺いをしないといけない。

エロいとは思ってないのに、そう言ってイジメてしまったから。