ブラウン管の中のあなたを見るたび、私はまた溜め息をつく






「何してたの?」





「何って…普通に高校生してたよ…」





そう、普通に。





一つ、みんなと違うのは、テレビを見てないってことだけ。





「うん。そっか。そうだよね」





「そうだよ。ね……一個聞いていい?」






私、前みたいに話せてる?





「ん?なに?」





ちゃんと、“幼なじみ”出来てる?

















「要人の好きな人とは上手くいった?」