サイファは静かに怒っていた。 もう ずっと クレアが自分の元へ戻らないのは自分の怒りを重んじての事だと思っていた。 だが、クレアが自ら自分の元へ戻り過ちを認めるのなら全て水に流してもいいと。 しかし、蓋を開けてみれば当のクレアは自分を忘れ去り、シアンとかいう男と呑気に暮らしていた。 自分が見つけ出さなければそれはずっと……! ―――お前は僕のものじゃないか!