「僕等は人間より遥かに長く生きる。 それに反して子孫はそれほど増やさない」 「人に紛れひっそりと生きる為の種の性質だ」 サイファはクレアの言葉に耳を貸す様子など微塵も見せず。 「だが……」 サイファの顔がクレアの間近にくる。 「……支配欲はある」 吐息がかかる程近く。 「俺に従え……クレア!」 クレアの纏(まと)う質のよい寝間着は一気に引き裂かれた。 ―――クレア 僕を拒むな……!