「俺、お前のことマジ嫌いだから」
「知ってるから」
何で私は、今こんな言葉を交わしているのだろうか。
私のせい?ううん、ちがう。
相手が勝手に嫌ってるだけ。
―春日鼓(かすがつづみ)―
背が小さくて、目は二重で。
小柄な体、サラサラの髪。
モテる要素が全て揃ってる…
私。
そのはずなのに、私は告られたことも無ければ、告ったこともない。
付き合ったことなんてなおさら無い。
現在高校二年生。
恋の1つや2つ、してないほうが珍しい年頃。
友達は普通に居たし、
そこらへんにいる女子校生と変わらない。
なんで私は男子から嫌われてんのか?
それはね…愛想がないから。
友達といる時は普通に笑うし、喋るし。
男子の前では無口な私。
いつの間にか嫌われてた――
「知ってるから」
何で私は、今こんな言葉を交わしているのだろうか。
私のせい?ううん、ちがう。
相手が勝手に嫌ってるだけ。
―春日鼓(かすがつづみ)―
背が小さくて、目は二重で。
小柄な体、サラサラの髪。
モテる要素が全て揃ってる…
私。
そのはずなのに、私は告られたことも無ければ、告ったこともない。
付き合ったことなんてなおさら無い。
現在高校二年生。
恋の1つや2つ、してないほうが珍しい年頃。
友達は普通に居たし、
そこらへんにいる女子校生と変わらない。
なんで私は男子から嫌われてんのか?
それはね…愛想がないから。
友達といる時は普通に笑うし、喋るし。
男子の前では無口な私。
いつの間にか嫌われてた――