「お楽しみ中悪いけど、それ、俺のなんだけど」


馬乗りになった男が私の胸に舌を這わせた瞬間、壱のそんな声が聞こえてきて、私以外の全員が振り返った。


私は、押さえつけられているから身動きが取れないままだ。


「なんだよ彼氏?」


「チッ……いい所だったのによぉ」