猫耳姫とメガネ王子

俺とずっと一緒にいてほしくて、だから自分勝手な解釈で唯を猫にして――。


あぁ、そうか。


俺のそうした行動が最初から間違っていたのかもしれない。


そう思っても、傷つけてしまったものは、もう元には戻らない。


どうしようもないんだ。