猫耳姫とメガネ王子

ほとんどが意味不明な化学式で埋め尽くされていて、私の頭では理解できそうにない。


「んもぉ~誰が読んでも分かるように書いてよね」


と、ブツブツ文句を言いながら、私はノートの一番最後のページを開いてみる。


そこには――。