猫耳姫とメガネ王子

そして俺は、意地悪く、唯の尻尾に触れた。


「にゃっ!? し……っぽ!!」


ぎゅぅっと枕を掴み、その感覚を全身で受け止めている唯。


「尻尾が、どうかした?」


「ふにゃぁっ!」