あまりの無防備さに呆れつつも、その膨らみをもてあそぶように触る。


「い……ちっ」


ピクンッと体を跳ねさせながら、頬を赤くし、目をうるませて、俺に訴えかけてくる。


「どうした?」


そっと愛しいその前髪に触れた時、俺の足元から床に何かが落ちた音がした。