猫耳姫とメガネ王子

は――?


俺は驚きで、まともに声なんて出なかった。


「わ……私! 壱の猫でいたいの!!」


…。

……。

………。


「ゆ……い。それ、まじ?」


やっとでた言葉が、それだった。