猫耳姫とメガネ王子

もしかして、壱はずっと前から私の事を想ってくれていた?


いくら鈍感な人でも、そう考えるのが妥当だと思う。


でも、本当に?


ただのうぬぼれじゃない?


その真相がわからなくて、私はいじらしい気持ちになる。