元々、今は私のせいで壱は地下室にカンヅメになっているんだからわがままなんて言えない。


1人ぼっちという寂しい気持ちを押し込めて、私は小さなテレビをつける。


スイッチ1つで色んな芸能人たちが映し出され、部屋の中は活気付いたようににぎやかになる。


私はいつものようにベッドに座り、お笑い番組にチャンネルを合わせた。



「寂しいときそこ、お笑い!」