猫耳姫とメガネ王子

部屋に取り残された私は、すぐにおばさんから夕飯が出来たと呼ばれて、ダイニングへ入っていった。


壱のいないダイニングはどこか寂しくて、やっぱり居心地が悪い。


「今日はチャーハンよ」


「わぁ……おいしそう」