猫耳姫とメガネ王子

「うわぁい、壱のベッド!!」


ボフンッとベッドに身を投げ出して、壱の香りにホゥッとため息。


「おい、あんまり暴れんな」


「はぁい」


と返事をしながらも、ベッドからう~んと手を伸ばして本棚の漫画を取ろうとする。


と、その瞬間。