そう思いながらもう一度声をかけると、今度は目をあけて、驚いた様子で俺たちを見つめる。
「あの、チケット2枚」
「あ……あぁ、チケットね。2枚? あら~カップル
なのね?
それじゃあね、2人で400円ね。安いでしょう?
その代り、見るものがなかった、なんて苦情は受け付けないからねぇ」
「あの、チケット2枚」
「あ……あぁ、チケットね。2枚? あら~カップル
なのね?
それじゃあね、2人で400円ね。安いでしょう?
その代り、見るものがなかった、なんて苦情は受け付けないからねぇ」



