猫耳姫とメガネ王子

首をかしげ、尻尾をぱたぱたと振る。


ん……?


し……っぽ!?


まさかと、私は慌てて自分の頭に触れてみた。


やっぱり……本来ついていてはいけないものが、ついている。


「ね、猫耳、戻っちゃった……」