猫耳姫とメガネ王子

と、マヌケ面して首をかしげた時、壱に無理矢理その液体を流し込まれた。


「んぐっ!? あっつっ!!」


液体は思いのほか熱く、吐き出そうとしても粘り気があるのでトロリと喉の奥へと入っていってしまった。


……ごくん。


の、のののの飲んじゃった!!


熱い液体が喉を通過し、下へ下へ降りていくのがわかる。


「ど、どうしよう壱! 変なもの飲んじゃった!!」