猫耳姫とメガネ王子

急に壱の声色が変わって、私は壱を見上げる。



「今日、俺の研究に付き合ってくれないか?」



「けん……きゅう?」



「あぁ。唯の猫耳について調べたいから」



あぁ、なるほど。



私のための研究ってことでもあるのかな?