『‥‥‥‥‥‥』

『‥黙ってないでなんか言えよ!!!!!!!!!!』

『桜!』

桜の父親が必死で止める。

『俺が謝れば気が済むか?』

『‥ってめぇ!!!!!!!!!!!』

『正之!!!!!!!
やめんかい!!!!!!
今回"も"俺ら警察が全部悪いやろ!
気が済む気が済まんの問題ちゃうねん!
俺らが事件扱い出来へん言うたからこうなったんやろ。
お前は向こう行っとれ。』

先輩に一喝され俺は病室を出ていく。

『桜ちゃんも怪我しとんねんから‥な?
ゆっくり話そ。
その糞野郎の話し。』

先輩はニコニコ笑いながらパイプ椅子に座る。

目は笑っていない。

きっと今までにないぐらい怒っている。

『うぜぇよ。
話しなら別の奴にしたから出ていけ。
ちなみにストーカーが悪いってなってるけど‥

お前らも"糞野郎"だから。
失せろ。』