「真由ちゃん?」
振り返ると、そこには依田先輩がいた。
「あ、どこにいたんですか?」
「ちょっとふらっと。稜と一緒じゃないの?」
「西原先輩は宮脇先輩と一緒に参拝するって」
「そう真由ちゃんが仕向けたんだ」
依田先輩は呆れたような笑顔を浮かべている。
さっきの一連の行動を見ていたかのように、そうさらっと言われてしまった。
「折角二人きりにしてあげようとしたのに」
そんな依田先輩の言葉に、ほっと胸を撫で下ろす。
「私はいいんです」
先輩にとって恋愛対象外なのは分かっているからだ。
「稜と何かあった?」
「何かって、年末に一緒に除夜の鐘を見たくらいですよ」
もしかすると、依田先輩は西原先輩が私のことを恋愛対象外と言っていたことを知っているんじゃないかと思った。
でも、自分からそれを言うことは、今でもほんの少し辛かった。
「一緒に回る? あまり見るところもないと思うけど」
彼は私の表情から何か察したのか、それ以上追求することをしなかった。彼の言葉にうなずいていた。
振り返ると、そこには依田先輩がいた。
「あ、どこにいたんですか?」
「ちょっとふらっと。稜と一緒じゃないの?」
「西原先輩は宮脇先輩と一緒に参拝するって」
「そう真由ちゃんが仕向けたんだ」
依田先輩は呆れたような笑顔を浮かべている。
さっきの一連の行動を見ていたかのように、そうさらっと言われてしまった。
「折角二人きりにしてあげようとしたのに」
そんな依田先輩の言葉に、ほっと胸を撫で下ろす。
「私はいいんです」
先輩にとって恋愛対象外なのは分かっているからだ。
「稜と何かあった?」
「何かって、年末に一緒に除夜の鐘を見たくらいですよ」
もしかすると、依田先輩は西原先輩が私のことを恋愛対象外と言っていたことを知っているんじゃないかと思った。
でも、自分からそれを言うことは、今でもほんの少し辛かった。
「一緒に回る? あまり見るところもないと思うけど」
彼は私の表情から何か察したのか、それ以上追求することをしなかった。彼の言葉にうなずいていた。



