隣の先輩

 と愛理が言っていた。


 変なことを言わないでほしいと思う。


 告白、か。


 好きって言ったら、先輩はどうする?


 驚く?


 それとも私のことを避ける?


 先輩の気持ちが分かる方法があればいいのに、と思っていた。


 もし、その方法があれば、その方法を試していると思うから。


 まず、受験が終わらないとなあ。


 愛理の携帯がランプをともす。


 彼女の問いかけがやみ、私は自分のもっていたお弁当に手を伸ばす。


「裏庭にいるんだって。行ってきたら?」




 私がお弁当に手を伸ばそうとすると、愛理の声が聞こえてきた。


「いいよ。そんな」