その足で家の外まで行く。
やっぱり家の中に入るのは非常識だったかな。
でも、先輩のああいう無防備な姿を見るのも悪くないと思ってしまった。
しばらく経って先輩がでてきた。
もちろんさっきとは洋服が変わっている。
先輩はまだ赤く染まった頬で、頭を乱暴にかく。
「怒ってますか? 勝手に部屋に入ったから。ごめんなさい」
「そうじゃなくて、さっき寝言とか言ってなかった?」
「言ってませんよ。熟睡していましたから」
「そっか」
そこでやっと先輩が笑顔になる。
寝顔を見られるってそこまで恥ずかしいことなのかな。
逆の立場でと考えると、やっぱり嫌かもしれないと思った。
やっぱり家の中に入るのは非常識だったかな。
でも、先輩のああいう無防備な姿を見るのも悪くないと思ってしまった。
しばらく経って先輩がでてきた。
もちろんさっきとは洋服が変わっている。
先輩はまだ赤く染まった頬で、頭を乱暴にかく。
「怒ってますか? 勝手に部屋に入ったから。ごめんなさい」
「そうじゃなくて、さっき寝言とか言ってなかった?」
「言ってませんよ。熟睡していましたから」
「そっか」
そこでやっと先輩が笑顔になる。
寝顔を見られるってそこまで恥ずかしいことなのかな。
逆の立場でと考えると、やっぱり嫌かもしれないと思った。



