隣の先輩

 でも、考えても想像がつかない。


 私が先輩の役に立つとは思えないから。



 売店への買い物程度なら問題なくこなせるだろうけど。

 それとも、彼女なら絶対に勝つと分かっているからなのか。


 先輩が上手と言うくらいだから。確かに上手だったと思う。


 私はとりあえず愛理の試合を観戦することにした。


 ボードを見ると、愛理たちのチームが二年の先輩相手に勝っている。


 すごいな。


 私はなんとなく、その場にかがむ。



 先輩は何を考えているんだろう。


 先輩にしてほしいこと、か。


 最初に思ったのがデート。


 でも、宮脇先輩と話をしていたときみたいに、困ったような声を出されたらどうするんだろう。