隣の先輩

 先輩もそんなこと言われて、困ってなかったりしたらいいけど。


 そんなこと勘違いされていたら、先輩に悪いから。


 そんな噂が耳に入ったらすごく迷惑をかけてしまうだろうなって思っていた。

 ごはんを食べ終わると、喉の渇きを覚えていた。




 飲み物を買おう思い、立ち上がる。


 廊下に出ようとしたとき、階段から出てきた人に気づいた。


 先輩と宮脇先輩だ。 


 元気そうと思うと同時に、やっぱりこの二人は親しいんだってことを思い知らされた気がした。


 なんとなく顔を合わせる気がしなくて、二人が教室に入るのを待とうと決める。


「稜」