隣の先輩

 私は教室の前で先輩と別れる。先輩の教室にも電気がついていた。


 そんなに早い時間ではないけど、まだ大多数の人が登校していない時間帯だった。


 教室に入ると、クラスメイトが何人かいて、挨拶をすると自分の席に座る。


 先輩は隣のクラスにいるけど、どんな感じで一日を過ごしているんだろう。


 そして、先輩の言っていた好きな人って誰のことなんだろう。


 私は頬杖をつくと、窓の外を眺めていた。




 お昼時、自動販売機の前には人だかりができる。


 今日はやけに暑く、喉が渇いてしまったのでお茶を買うことにしたのだ。


 愛理と咲とは別の自販機に並び、順番が来るのを待っていた。

 私の前に立っていた人が横にそれ、やっと順番が来たこた。


 自動販売機の前に立ち、緑茶の入った商品を選び、コインを投入しようと、財布を開けたときだった。