あまり隣を見て、ベランダとか覗いてしまいそうだから。
でも、そのときはそんなことを忘れていて、その空をもっと見たいと思って、身を乗り出して空の続きを見ようとしたときだった。
私の視界に予期せぬ人が映る。突然のできごとに、体を引っ込めることもできずに、その場に固まっていた。
「先輩っ」
先輩は頬杖をついて、外を見ていたんだろう。そのまま視線だけを私に向けたような感じだった。
先輩が呆れたような笑みを浮かべていた。
「何覗いているんだよ」
その言葉に顔が熱くなるのが分かった。
「これは、違うっ。空が綺麗だなって思って」
「空?」
先輩の顔が向こうに向く。そして、低い声でああ、と言う。
「綺麗と言えば綺麗だけど。そんなに見たいなら、こっちから見たら? ここなら西向きのベランダもあるし」
でも、そのときはそんなことを忘れていて、その空をもっと見たいと思って、身を乗り出して空の続きを見ようとしたときだった。
私の視界に予期せぬ人が映る。突然のできごとに、体を引っ込めることもできずに、その場に固まっていた。
「先輩っ」
先輩は頬杖をついて、外を見ていたんだろう。そのまま視線だけを私に向けたような感じだった。
先輩が呆れたような笑みを浮かべていた。
「何覗いているんだよ」
その言葉に顔が熱くなるのが分かった。
「これは、違うっ。空が綺麗だなって思って」
「空?」
先輩の顔が向こうに向く。そして、低い声でああ、と言う。
「綺麗と言えば綺麗だけど。そんなに見たいなら、こっちから見たら? ここなら西向きのベランダもあるし」



