隣の先輩


 何で先輩は私のことが分かるんだろう。


 女の子は甘いものを好きな人が多いから?


 もしかして、誰か、先輩と一緒に遊んだ女の子がそうだったのかとか考えて、嫌な気持ちになってきた。


 でも、そんな考えを振り払う。




 少なくとも今日は私と一緒にいてくれるんだから、変なことを考える必要もないからだ。


 私はお礼を言うと、それを食べることにした。甘いバニラの風味が口の中に広がってく。


 私が半分食べ終わる頃には先輩はすっかり食べ終わっていた。


 そして、涼しい顔で辺りを見渡している。