トリガーブラッド~偉大な緑の協力者~

 後部座席に詰めて駐車場をあとにする。

「何するの……?」

「籠城(ろうじょう)」

 少年の質問にニヤリと応えた。

「ろうじょう?」

「2日ほど身を潜める。FBIを相手にするのは厄介なのでね」

「?」

 2日……? どうして2日間なのだろうか。

 意味は解らなかったがアザムは彼を信用し始めていた。

 思えば殺人ウイルスが眠っている自分を何の躊躇も無く抱きつかせたり、変わらない態度を取る事が出来る人なんているだろうか?

 そりゃあ、ティーロさんはぼくを助けてくれて変わらずにいてくれていたけど……