トリガーブラッド~偉大な緑の協力者~

「ごめんなさい」

「ん?」

 視線を落とし少年はつぶやいた。

「ボク、てっきり……」

「言わなかった私が悪い。盾にもしたしね」

「そんなコト……!」

 言わなかったのは芝居だとバレるのを避けるためだ、それくらい少年にも解る。確かに騙した事には違いないが、それが必然だった。

「……」

 この人は何者なんだろう……少年は改めて彼の横顔を見つめた。