「兄弟作ってやろうか?」 ざっけんな! 俺はセンセーを睨みつけた。 だが、 挑発に乗ってもいいことはないのをこの1年でいい加減覚えた俺は、それをスルーした。 「――センセー、次」 「へいへい」 調子のいい返事をして、やっと教師モードに戻ったセンセーと、 それから1時間、俺は課題に取り組んだ――