俺は無視して、解答を書いた。 「ほら、できたよ」 声をかけ、少し離れて座っていたセンセーにノートを差し出した。 「どれどれ」とセンセーは解答をチェックし始めた。 大学2年。 銀縁メガネのイケメン教師。 背は俺より高くて、逆三角形の体型。 まあ、容姿は俺にはどうでもいいことだが、 教え方は上手い。