画面右側にいた王子の一人は、奈良坂君にそっくりだった。 間違いない。 先日、奈良坂君のお母さんに見せてもらったあの写真の人だ。 奈良坂君は次のニュースに変わったモニターから視線をはずすとため息をついた。 頬杖をついた奈良坂君に、私は驚きを押さえ切れず、身を乗り出して小声で聞いた。 「さっきのって……?」 すると、奈良坂君はちらっと私を見てから、うつむきがちに答えた。 「ああ」 やっぱり……