綾音と奈良坂君の間にそんな因縁があったなんて…… 「私、てっきり綾音は奈良坂君が好きなんだと思ってたよ……」 私がつぶやくと、綾音は目を丸くした。 「はあ?なんで? っていうか…… あのさ、栞、知らなかった?」 綾音は眉を寄せて私を見ていた。 私はそんな綾音を見て首をかしげた。 「何を?」 「……私、3年に彼氏いるんだけど」 「えーーーーっ!?」