委員会が解散になると、奈良坂君が聞いてきた。 「明日香、備品なんだけど」 「うん」 「何も申し込まなかったのか?」 「うん」 私は当然のごとく頷いた。 すると、奈良坂君は委員長の方へ歩いていった。 なに? 私も奈良坂君のあとを追った。 奈良坂君は委員長に声をかけた。 「あの、備品なんですが、今からでも申し込み間に合いますか?」