私にとって金髪王子は、近くにはいるけど住む世界が違う人。 あまりにも違いすぎて、今まではそれほど関心がなかったくらい。 でも、今日からは違う。 だって、1年の最後に日に配られた2年のクラス発表の紙を見たら、 同じクラスになってたから。 金髪王子。 どんな人なんだろう? まあクラスメートになったからって、 私とは違う世界の人であることに変わりはないと思うけど。 そんなことを考えながら、私は校舎に入っていった。