「ちょっと夜遊びしすぎて門限破ったり、お小遣い足りなくなったり?」 奈良坂君は"はぁ~"とため息をついた。 それを見て礼奈は慌てて言った。 「あたしだって王子の役に立ちたいとは思ってるんだけど、まさかこんなことになると思わなかったからさあ」 すると、奈良坂君は仕方なさそうにつぶやいた。 「じゃあ、俺から頼むよ」 礼奈はほっとした様子を見せた。 「えっ、ほんと? 王子から言ってくれたら、助かる~!」