ああ、まただ…… 俺、何考えてんだよ。 こんなやつ、どうでもいいじゃないか。 俺は頭を切り替えた。 漠然と見ていた反対のホームから視線をはずし、俺は明日香を見た。 「あのさ、文化祭の映画のことだけど」 「えっ、あ、うん」 俺が話しかけると、明日香もこっちを見た。 「来週のHRで詳しいことを決めるだろ?」 「ああ、うん、そうだね」