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「リン様!!」

「え!?」

「リン様よかった。ご無事でなによりです!」

「あ、あの」

「こいつは『リン様』なんかじゃないぞ」

「え……。あ、すみません。あまりにも似ていたもので…。」

「い、いえ。」

「お話聞かせてもらえませんか?」

「はい…。では、私どもの屋敷へどうぞ。」

「公の場で話せる内容ではないってことか?」

「おっしゃる通りでございます。」











「」

「おい!!」

「だって、なんか困ってるし…」

「ったく…。」

「ありがとうございます!!」

「」

「」

「」

「」

「北の玄武、東の青龍、西の白虎、そしてここら我が南の朱雀がそれぞれの地域を統括しているのです。主を決める儀式があるのですが、今回は朱雀と玄武が有力と言われています。犯人は恐らく北の玄武です。」

「なるほど。」

「」

「しかも明日がその式の日なのです。」

「明日…」

「要は明日のその儀式までにリンってやつを見つければいいんだな」













「」

「」









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「迷惑をかけてすまなかった。」

「無事でよかったです。」

「」

「」

「しっかし、本当に似てるな」

「」