【茶】Brown love★ブスが恋して何が悪い!!


「今日は、バレンタイン……だから、こんな私からじゃ迷惑かも知れないけど……食べてください」

恥ずかしくって下を向いた。

とりあえず、お菓子は受け取ってくれたけど……、

何も言ってくれない。

お願い、何かコメントしてよ。

この沈黙、耐えられないよ。


「美味い」

へっ!?

もしかして、食べてくれたの?

その一言に、半信半疑で顔をあげた。

本当に、今、この場で食べている。


「お前も食うか?」

「私は──」