「うん!」 あたしはうなづいた。 「やったあ! パパすごいね!」 嬉しそうに笑う顔はあたしも笑顔にしてくれた。 男の子のお父さんは、男の子がチラチラとあたしを気にしているのに気付いていた。 親って…すごいと思った。 「ほら、自己紹介して?」 「うえだこうたです!4さい!」 ニッコリ笑って言った。 こう“た”…。 “こう”じゃないのか…。 ガッカリしている自分がいた。