璃久くんのお母さんは私を撫でていた手を止めた 「璃久は家にいるわ 行ってみる?詩音ちゃん」 璃久くんは家なんだ…でも会いたい 「はい。お邪魔でなければ」 「大丈夫よ! じゃあ行きましょう」 私は璃久くんのお母さんに手をとられ、ついて行った